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人生の一大イベント!?台湾人のプロポーズとは?

こんにちは、りんずーです。

先日、台湾の男性がお付き合いを決めるときは慎重だとお話をしましたが、(詳しくはこちらに書きました。)

プロポーズとなると凄い事になる!というのを

ついこないだ婚約した台湾人カップルの友人を見て知りました。

今回はそんな台湾人のプロポーズ大作戦について書いていきたいと思います。


台湾女性の求めるプロポーズとは?

 

日本人女性が求めるプロポーズって何でしょう?

はい、私も日本人女性ですけど、普通はやはり

ロマンティックな場所でプロポーズされてみたい!でしょうか。

しかし、自分のキャラがそういうタイプではないのと

そういうのが苦手なこともあり、

もしプロポーズされるならば、

自然な普段の生活の中で不意にというのがいいなと考えていました。

 

最も結婚願望が乏しく、両親には

『まさかあんたが結婚できるとは思わなかった!』

と口を揃えて言われました。

実際に、日本での帰国後パーティーでも父の挨拶で言われる事になり爆笑されてしまいました。

まぁ、本人が一番驚いてはいますが。

 

一般的にはプロポーズについて日本人はどういった願望があるのかと調べてみると、

意外と私のように『日常の中で自然な流れで』だったり、

二人の思い出の場所でといった回答が多いようです。

そしてプロポーズの為の計画や旅行、サプライズ企画をして欲しいというのは僅か3割程度に過ぎないそうです。

 

では、旦那さんから聞いた台湾のプロポーズ事情はどうかと言うと、

日本では僅か3割程度というサプライズ企画をむしろするのが当たり前!!

しかも、かなりプロポーズを受けてくれる確証がなければ出来ないような大掛かりなサプライズ企画を計画します。

 

 

プロポーズのための動画

 

本当につい先日婚約した友人の場合をご紹介していきましょう。

ある日、旦那さんの元に私達の友人の彼氏からLINEが届きました。

『来週プロポーズをする事にしたので、動画を送ってください』と。

それを聞いて私は『えっ?まだ結婚式じゃないのに?何て送るの?』と思わず聞いてしまいました。

見本で送ってくれたムービーを観ると、台湾華語でぜんぜんわからなかったので

英語版を探してみたところ色々出てきました。

例えば『〇〇くんはとても優しく、絶対幸せにしてくれると思いますのでプロポーズ受けてあげてね!』

と推してみたり

返事はまだ知らないけど『おめでとう』と送ってみたり、、、

とりあえず、これで良いのかドキドキしながら英語と少しの台湾華語を入れた文を作り、

TAKE10のムービーを送りました。

その後、編集しプロポーズ当日の写真が送られて来ました。

答えはYESだったと!

 

 

プロポーズの場所

 

 

台湾では、プロポーズをする!と男性が決めたら

ホテルやカラオケなどを借りてサプライズパーティーを企画するそうです。

彼女には他の友達の誕生日パーティーをやるなどと話して連れていき、

その際に途中で先程のようなムービーを流して最終的にサプライズでプロポーズをする!

という流れが多いのだとか。

彼女の姫度が高いほど、OKを貰うためには相当準備が必要なんだそうです。

事実、彼女から報告が来ましたが、

『彼がどんなにドラマティックなプロポーズを用意してくれるのかずっと不安だった』

と、言っていました。

プロポーズのシチュエーションは整っているに越したことないですが、

彼らから送られてきた写真を改めて見て

たくさんの電飾で飾られたハートや『Marry me』の文字

『I do』と書かれた高層ホテルかどこかのウィンドウ

そして用意されたムービー

コロナでたくさんの人が集まれたのかはわかりませんが

私から見たらかなりのロマンティックなプロポーズであったことは写真からも想像できました。

 

しかし、これだけのサプライズを準備して、

たくさんの友人も呼ばれて、、

動画も作ってもらっちゃったら、、、

これはもうOKするしかないですよね!!

 

ちなみに私が『ちょっとこれは圧力じゃない?』と聞くと

旦那さん『だから100%sureじゃないとできないじゃない!』

私『じゃあ、私の時は自信なかったんだね〜』

旦那さん『、、、めんどくさいだから〜』

 

とのことで、台湾男性全員が大掛かりなプロポーズ大作戦をするわけでも無さそうですが、

『普通』の人は何かしらサプライズをするそうです。

旦那さん曰く台湾のプロポーズは欧米流なのだと言っていました。

確かに今回見せてもらったプロポーズ大作戦の風景は

まるでアメリカ映画やドラマのワンシーンのようでした。

サプライズ好きな女性にはとても嬉しい文化ですね。

 

 

プロポーズは跪いて

 

 

そして、これです!!

よく海外のテレビで見かける跪いてプロポーズ!

これは台湾では当たり前

というよりはしなければならないに近いそうです。

かなり面倒くさがりなうちの旦那さんですら

プロポーズの時には跪いてしてくれました。

私はそれだけで私は恥ずかしさでパニクりましたが、、、

本当は日本のように、台湾のロマンティックなレストランでプロポーズを考えてたらしいのですが、

友人がついてきてしまってできなかったらしく、

帰国日前日に家の近くの川辺りでしてくれました。

むしろ友人たちのような盛大なプロポーズ大作戦をされていたら

『Yesと言え』という圧力が凄すぎて逃げてしまったかもしれません。

台湾の人から見たら味気ないのかもしれませんが、

他に誰も居ないところでの跪いてのプロポーズは

私にとって十分なサプライズ感であり、

柄にもなくお姫様のような気分になれました。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

今回はプロポーズ大作戦について書いてみました。

今まで仕事で結婚式に関わるときもあり、

様々なお式や動画で紹介されるプロポーズの様子を見てきました。

見ていると大体はいいレストランで最後にサプライズでプロポーズ、という流れが多いように見えました。

私自身は結婚願望があまりなかったこともあって

結婚できるとも思ってなかったですし、

まして跪いた男性からプロポーズを受けるなんて考えたこともありませんでした。

しかし、今から思うと一生の思い出になっていることに気付かされます。

それを考えると台湾の女性はとても幸せだなぁと改めて思います。

女性からしたらやはりプロポーズは一生に一度のこと。

台湾まで凄いサプライズをしてくれなくても、

少しでもスペシャルな瞬間にしたいですね。