BLOG / 台湾の食べ物

絶品!台湾火鍋のタレを日本で作ってみた!

こんにちは、りんずーです!

少しずつ暑さも増すこのシーズン、アイスが美味しく感じるようになりました。

しかし、台湾は夏でも鍋🍲

とにかく火鍋です!!

あんなにも暑い国で、真夏でも暑いものを食べるそうで、『暑くないの?』と旦那さんに聞いたら、

『クーラー効いてるから暑くない』らしいです、、、

真冬にスキー場でアイスクリームを食べるのが好きな方の逆バージョンみたいな感じでしょうか?

しかし、台湾火鍋が美味しいのは確かです!

それも何よりも自分で作る『たれバー』が最高!

その中でも、台湾人オススメの火鍋のタレの作り方を紹介していきます!

 


台湾の火鍋

台湾の鍋は火鍋と書かれています。

日本では、鍋は鍋、しゃぶしゃぶはしゃぶしゃぶ、のように料理が別物として分けられています。

しかし、台湾の火鍋では、普通に具だくさんにした鍋に、しゃぶしゃぶをしながら食べるというもの。

なので、旦那さんと暮らすようになってから、我が家はいつも鍋しゃぶになっています笑

中に入れる具材は日本と大体同じですが、日本では鍋には白菜が主流なのに対して、台湾はキャベツが主流です。

『えー!キャベツ固くない?!』と思われるかもしれませんが、台湾のキャベツはシャキシャキで丁度いい歯ごたえなので、鍋にもピッタリなんです!

他には、一般的野菜、練り物、そして芋で作られた平麺の葛切りのようなもの、湯葉、また台湾や中華圏の伝統食材の一つでもある鴨や豚の血を固めて作られた鴨血や豬血(豚の血)などを入れていきます。

鴨血と豬血とは?

鴨血や豬血は日本にはないですし、固いプリンのようなプリプリとした歯ごたえで、辛いものと辛くないものがありますが元々は無味無臭です。

その昔、鴨は貴重な食べ物でお祭りでしか食べられなかったそうですが、栄養価が高いのでその血保存しておいて、お米に入れて蒸したり(米血糕)、固めてプリン状にして鍋に入れて食べられていたそうです。

しかし、アヒルも高くなり、なかなか血も難しくなったことで、代わりに豚の血が使われるようになったというわけです。

今でも、台湾のレストランでは鴨血と書いてあるところと、豬血となっているところが見られます。

日本人には『え?血を固めたのを食べるの?!怖い!』と嫌がられる食べ物の一つかと思います。

しかし個人的にはとても美味しいです!

私は臭豆腐も大好きなので、台湾の食事は大体食べられると思いますが、大半の日本人は強烈な臭いで食べるまでに至らない方が多いと思います。

何はともあれ、全て食材を鍋に入れたら今度はお肉です!

綺麗に並べられたお肉たち!

しかしずっと、一つ不思議に思っていることがあります。

肉が2枚で一組なんですよ💦

もちろん、バラバラなものは別ですが、三枚目のように綺麗に並べられているものは、

くっついてるのですが、お箸ですくうと分かれてしまって、旦那さんのご家族に入れてあげようとした時、分けて入れたら『それは2つで1つです!』と言われてしまいました。

じゃあなぜ分かれやすくなってるんだ?となんか腑に落ちないままですが、おおらかな台湾の人々の中にも日本と違うところでこだわりがあるようです😅

 

ポイントはピーナッツ

さあ、ここでついに、やってきました!『たれバー』✨

日本にも最近よく見かける火鍋やさんやしゃぶしゃぶ屋さんにもある『たれバー』

台湾にあるものも日本にあるものも同じような材料が多いですか、

日本の鍋やしゃぶしゃぶ屋さんではほぼ見かけない一つが『ピーナッツ』です。

そしてもう一つが『沙茶醤(サーチャージャン)』です。この二つを入れるだけで一気に台湾の風味に近づきます。

もちろんお好きに色々組み合わせてOKですが、せっかくなら家でも台湾を感じたい!という方の為に、

日本でも作れる台湾人オススメの火鍋のたれの作り方をご紹介します!

 

台湾流火鍋のタレの作り方

 

《材 料》

・沙茶醤(サーチャージャン)※魚の醤

・醤油

・刻みにんにく

・小口ネギ

・ピーナッツ(粒があるタイプの方が美味しいです)

・お好みで刻みパクチー

 

全て適量でお好きな配分にしてみてください!

私はにんにくとネギを多めにした方が好きです!

混ぜるとこんな感じになります。

ちなみに沙茶醤は、日本でも中華系の食料雑貨店にも売っています。

オススメのメーカーは『牛頭牌の沙茶醤』です。

こちらは魚なので生臭さが少し残る感じがします。苦手な人は少なめに入れた方がいいかもしれません。

ちなみにオレンジ色のボトルも台湾で買ってきたピーナツバターです。

材料はそれぞれお好みで調節したので、私はにんにく多めで少し食べやすくしましたが、台湾の匂いや味をもっと感じて食べたい方は沙茶醤やピーナツの量を増やすことをオススメします。

ぜひ、本場の味を試してみてくださいね!

 

新鮮な牛肉をしゃぶしゃぶして頂く

こちらはちょっと変わった高雄にある火鍋やさんの『牛老大』

ここの牛肉の特徴は、なんといっても超新鮮!!

毎朝その日に捌いたものだけを使用しているそうです!

なのでとっても鮮やかで綺麗な赤色をしています✨

鍋は通常通り具をたくさん入れますが、このお肉は専用の籠の中に肉を入れ、

鍋に入れて3〜4回しゃぶ〜しゃぶ〜としただけで頂けてしまう、

生食文化の日本人にはたまらない一品です!!

高雄には別に牛肉湯(ニョーロータン)と言われる名物があります。

新鮮な牛肉にじっくりコトコト煮込んだあつあつのスープを上からかけ、

桜色に染まった牛肉を取り出し、甘めのタレに生姜と合わせて頂くととても美味しい伝統的な料理です。

牛肉湯も日本でも作れるので、私はたまに自分で作って食べています!

とっても美味しいで、また別の機会に作り方を紹介できたらと思います♪

 

まとめ

初めてこのタレに出会った時、なんて美味しいのかと衝撃でした!

まさか、タレにピーナッツを使うなんてと驚きです。

そこにガーリックまで入るのですから、なかなか考えつかないものです。

実際に日本でこのタレを作り、しゃぶしゃぶで食べてみましたが、沙茶醤があるだけて一気に本場の味に近づきます。

台湾の火鍋だけでなく、焼き肉の食べ放題もとても美味しくて安いですよ!

タレバーも飲み物もご飯も含まれるところが多く、なぜ日本はお金を別に取るのか?と驚かれました。

食べ物に関しては本当にバリエーションも多く、朝から夜食に至るまでたくさんの選択肢があります。

なので、台湾に行くと必ず太ります笑

しかし、少しずつ色々なものを食べられる小吃屋さんも多く、試すのにもいい量です。

レストランは基本的に量が多いので、大人数で行く方がお得です。

また、台湾へいった際にいいレストランを見つけたら紹介していきたいと思います♪