
Formosaとは?Formosa台湾の魅力
こんにちは、りんずーです。
皆さんは『Formosa 』という言葉を見たり聞いたりしたことがありますか?
私が初めて台湾に旅行した時、そこかしこで見かけた(聞いた)言葉が『Formosa 』(フォルモサ)でした。
ここでは台湾がなぜ『Formosa 』と言われる理由と、私が実際に行った台湾の中でまさに『Formosa 』と感じた場所を紹介していきます。
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Formosaとは?
私がこの言葉と初めて出会ったのは、
フィリピンで一緒だった台湾の友人達に会いに行く為、
一人で初めての台湾へ旅行に行った時でした。
当時はみんな英語でやり取りをしていたのですが、
良く話してた仲間の内2人はワーキングホリデーで2年オーストラリアにいた為、
彼らの発音が良すぎて『サモサ』に聞こえてしまい、食べ物?となったのを覚えています。
では、formosa (フォルモサ)というのはどういう意味なのでしょうか?
formosa(フォルモサ)とは、ポルトガル語で『美しい、綺麗な』という意味だそうです。
その昔、台湾島を船から見たポルトガル人が、そのあまりの美しさにこの島の事をformosa!(フォルモサ)『美しい!』と呼んだことから、
今でも台湾のことを別名としてformosaと呼ばれているそうです。
最初聞いたとき、響が変わっているなと思いましたが、英語ではなくまさかポルトガル語だったとは!
また漢字でformosa は福爾摩沙、その美しいという意味合いから美麗島とも言われているそうです。
その別名を有しているだけあって、その名の通り飛行機から初めて見た台湾の島はとても素敵でした。(最初の写真は飛行機から見た台湾島です。)
初めて台湾に降り立って思った印象は、想像していた以上に綺麗な街並みで、彼は台北出身なのですが、
特に台北は東京のあらゆる場所と似ていると思いました。
中には日本以上に進んだ最新のシステムを見られるところもあり、
その反面何十年も前の日本にタイムスリップしたようなノスタルジーを感じさせてくれる街並みや自然も多く残っており、
まるで現在と未来と過去が交わったような不思議な感覚になりました。
それが台湾の一番の魅力かもしれません。
日本人がふと懐かしさを感じられる場所も多くありながら、新しい側面も見る事ができます。
台湾の島自体も魅力あふれる場所がたくさんありますが、
何より台湾の人は本当に温かく、親切でフレンドリーな人が多いです。
今までに行った海外のどの国よりも、
ここまで日本以上の『おもてなし』をする国を私は見たことがありません。
街も人も美しい。
そんな印象を受けたのが初めての台湾旅行でした。
今回はこのformosaにちなんで、
私が実際に訪れた中でまさに『formosa』だなぁと思った場所を幾つか紹介して行きます。
美麗島台湾!!Formosaおすすめスポット
宜蘭(イーラン)
金車伯朗頭城城堡風車館
台北から南東へ車を走らせて1時間ほどしたところにある宜蘭県の頭城という山にあるお城と風車です。
お城と呼ばれる建物の中には頭城城堡咖啡館があり、その屋上からは何とも神々しい海に浮かぶ島を見ることができます。
この島は遠くから見ると亀のように見えることから亀山島と呼ばれているそうです。
宜蘭博物館
この斜めになっている近代的な建物が宜蘭博物館です。
とても広い博物館で、宜蘭だけでなく台湾の歴史も知ることができました。
行った当時はあいにく雨模様ではありましたが、周りに自然も多く、
その中で一際目を引く何とも不思議な形をした建物は、
懐かしさと新しさを織りまぜた台湾のようでとても惹かれました。
九份(ジョウフェン)
こちらは言わずと知れた日本人なら必ず行ってみたい!と言われる九份です。
私はここへ3回行きましたが、昼間のみと昼から夜にかけてを彼に連れて行ってもらい、
そして友人を連れて日本人ツアーに参加した時は珍しいことに着いた時には土砂降りという貴重な経験もしました。
行くたびに表情が違い、写真の時はたまたま花火を見ることもできました。
昼間は山の上から霧に包まれた雲海のような表情を見ることができ、
夜になるとまさに千と千尋の神隠しの世界を映し出したような景色が目の前に広がります。
暖かいオレンジ色のランタンはノスタルジーな気持ちにさせてくれますし、
いつまでもここにいたいと思える不思議な空気を作り出しています。
やはり人気は日が落ちる時間から提灯が点灯して幻想的な空気を醸し出す頃になると日本人でいっぱいになります。
現地の方は日本語もほとんど通じるので買い物にも困りませんでした。
最も日本人観光客があまりに多かったので、
個人的に大雨の九份が一番人も少なく幻想的でたくさん写真も撮れたように思います。
大稻埕碼頭(台北)
台北(タイペイ)で夕日が綺麗なところというと淡水駅の方が有名かもしれませんが、
ここ大稻埕碼頭は淡水河沿いにあり、夜景だけでなくマーケットもあり賑わいをみせていました。
2018年に新しくできたスポットのようで、なかなか綺麗で雰囲気も良く、
デートでも家族でも楽しめそうな場所でした。
私が好きな迪化街という問屋街がこの近くにあるのですが、
ちょっと足を伸ばしただけでも雰囲気がガラリと変わってまるで違う場所に来たようでした。
特に台北は、街中が新しい最新スポットと古くからのそれこそ日本の30年前以上前のような場所が入り乱れているので、何とも不思議な感覚になります。
そこがまた神秘的に感じる部分でもあるように私は思っています。
台南(タイナン)
台北と苗栗(ミャオリー)に住んでいる友達と共に台南にいる友達のところへ旅行に行った時は5月末頃で、
ちょうど端午節に行われているドラゴンボートレースの練習をしているところに遭遇しました。
この端午節は台湾の祝日になっていて、各地でドラゴンボートレースを見ることができますが、
特に台南のドラゴンボートレースは有名で、台湾中から観光客が集まるそうです。
正式名称は『台南市國際龍舟錦標賽』といいます。
高雄(カオション)
台湾の中で日本人に有名なのは一番はやはり台北ですが、
第二の大都市と言われている高雄が実は一番オススメしたい街です。
私は正直言って、台湾の中で一番美しい都市は高雄だと思っています。
高雄には二度ほど行きましたが、最初は台南から近いということで一日だけ行きました。
その時はあまり時間がなく、色々見られませんでしたが、
二回目に行った時はちょうど旧正月のランタンフェスティバルが近い時期で、台湾全土でランタンを見ることができましたが、
高雄の街のあらゆる場所でいることができた様々な形のランタンや、
毎日行われていた花火の打ち上げは本当に目を見張るものがありました。
特にこの川辺での夜景は美しく、この時期にだけ毎日特別やっていた花火も10分間まるで爆竹のような大きな音と共に激しい花火が立て続けに打ち上がり、
日本にはない迫力の花火を見ることができました。
高尾についてはあまりにたくさんのオススメもあり書ききれないので別記事でも書きたいと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか?
他にもまだたくさんの美しい場所や景色、そして夜景があります。
中でも夜景はさすが眠らない街台湾で、昼の台湾と夜の台湾は全く違う顔を持っているので、
一日が二日に感じる程2倍楽しむことができます。
旦那さんが教えてくれた、現地の人だからこそ知っている場所なども書いていけたらと思います。