BLOG / 台湾の伝統、文化

交通が変わってきている?2023年最新台湾事情

こんにちは、りんずーです♪

久々の台湾訪問、僅か数年ですが、コロナ下を通して様々なことが変わってきました。

今回は、台湾のここが変わってくれたらなーと思っていた一つである交通事情について、実際に2023年現在どうなっているのかについて見ていきます。


台湾の交通は車が優先

日本はもちろん車よりも人優先ですよね!

しかし、台湾は違います。

なんと車優先なのです!!

 

理由は「渋滞して後ろの車に迷惑がかかるから」だとか。

以前は1人で道を渡るのは至難の技でした。

日本の教習所では巻き込み確認で、横断歩道のところを左折する時に人が居れば絶対止まらなければなりません。

ところが、台湾では車が優先的になっている為、例え青信号であっても、車は普通に遠慮なく曲がってきます。

最初に台湾を訪れた頃は、そのタイミングがわからなくて結局信号がもう一度青になるまで待つハメになったこともあるくらいです。。。

ちなみに、台湾の法律ではどんな事情があれ、もし交通事故を起こして人が亡くなった場合は車の方が悪いとなるそうです。

それでも今まではスピードも速く、全く止まってくれませんでした。。。

 

そして、台湾の交通事情に毎回怖いなぁと思っていた頃から、コロナ下を経て渡航できるようになった今、果たしてどのうに変わったのでしょうか?

今年はすでに2度ほど夫と帰省しましたが、なんと、たった数年で自動車のスピードもゆっくりに変わり、横断歩道では止まってくれる車がたくさん増えているではありませんか!!

さて、どうして突然このようになってきたのでしょうか?


台湾人の応用力の高さ

台湾の交通事情はここ数年で意識が確実に変わってきたらしく、明らかに以前よりスピードが遅くなってきているように思います。

しかも人を待ってくれる車も今回は多く見られました。

数年前は皆無に等しかった。。。

それではなぜ、そういった意識の変化があったのでしょうか?

旦那さんに話を聞いてみると、どうやら台湾の交通マナーが悪いと他の国に紹介されてしまったというニュースが流れたようで、このままだと外国人が台湾に戻ってきた時にまた言われてしまう!と危機感を感じたのでは?とのこと。

しかし、そこですぐに思考を変えていける人が多いという台湾人の対応力の速さ!!

これには日本人も見習わなければなぁと思う気持ちでいっぱいになりました。


日本がモデル?道路標識の変化

目に見えて変わっていることがわかるレベルってすごいことだと思います。

特に凄いのが道路に書いてある標識!

横断歩道に以前はなかった自転車の渡る場所の標識。

そう、日本と同じになってます!

ちなみにこれらは高雄の道路です。

見づらいですが、道路にもちゃんとレーン分けがされていますし、道路にはカラフルな標識も増えて見やすくなったように思います。

今までバイクが多い台湾では、車の前にバイクが止まれるゾーンが設けられていますが、自転車も人も無かったです。

横道にも歩道とわかる線が引かれ、なぜか通学路でなくてもスクールマークが書かれていますが、そのマークも日本と全く同じで大人の人が子供を連れています。(写真を撮りそびれてしまいましたが、ホントそっくりです!)

まとめ

今回は台北と高雄しか見ていないので、他の地域がどうかはわかりませんが、観光客だけではなく、地元の人々にとっても、こういった交通事情が少しずつ変わっているのは良い事ですね!

私たち日本人にとっても、日本と真逆の交通事情の国だからこそ、安全に旅行できることはとてもありがたい事です。

しかし、変わってきたとはいえ、日本と交通事情が違うことは変わりません。

車線も違います。そこはどの国であっても気をつけて横断していくことは忘れてはいけませんね。

私も細心の注意をしながら、楽しく安全に旅行ができるよう心がけていたいと思います。